海老芋の含め煮


  ◆材料(4人分)◆
・海老芋…800g ・鰹出汁…800cc ・味醂…40cc ・薄口醤油…35cc ・砂糖大さじ…1/2杯 ・干しエビ…30g ・削り鰹(出汁パック)…10g ・柚子…適量

◆ポイント◆
・海老芋以外に京芋などを使っても良いでしょう。
・鰹出汁は市販の出汁の素などを使っても良いでしょう。
・本レシピでは追い鰹に出汁パックを使っていますが、削り節をガーゼに包んで使っても良いでしょう。
・付け合わせには、むき海老のつけ浸し、手鞠麩を添えていますが、春菊のつけ浸しなどお好みの物を添えると良いでしょう。
・米のとぎ汁が無ければ水で下茹ですると良いでしょう。
・針柚子は、柚子の外皮の内側の白い部分を取り除き、繊切りにしてぬるま湯にサッと浸し、ザルなどに揚げて水分をしっかり切る。

 
   

+++++作り方+++++

1.海老芋は両端を切り落とし、横に3〜4等分に切り分ける。

2.{1}を縦方向で適当な大きさに切り分け、皮を剥き、面取りして水に1時間程度浸しておく。

3.米のとぎ汁に{2}を加え、落とし蓋をして火にかける

4.{3}が沸騰してきたら弱火にして、竹串がスッと通るまで煮る。

5.{4}の芋に竹串がスッと刺されば、火から下ろしてそのままの状態で水を少しずつ流し入れ冷めるまで水にさらし、冷えたらザルに揚げて水分を切っておく。
(水道水を流水代わりに流しかけると良いでしょう。)

6.鍋に鰹出汁、味醂、砂糖、干しエビ{5}の海老芋を加えて火にかける。

7.{6}が煮立ってきたら弱火にして削り節をガーゼに包んで加え(出汁パックでOK)、紙蓋を被せて弱火で5分程度煮る。

8.{7}に薄口醤油を加えて約10分程度煮て、火を止めてそのまま冷やして味を含ませる。

9.{8}を供する前に温め、盛り碗に盛りつけて針柚子を添える。