Tarte aux poires

洋梨のタルト(by:次男)

◆材料(22cmのタルト型1台分)◆

・洋梨(缶詰)…2個分 ・タルト生地…下記基本材料約1/2 ・アーモンドクリーム…下記基本材料約70% ・ナパージュ又はアプリコットジャム…適量

++ タルト生地の材料 ++

・薄力粉…250g ・バター…125g ・粉砂糖…100g ・卵…1個 ・卵黄…1個分 ・クローブの粉末…一つまみ ・塩…一つまみ

++ アーモンドクリームの材料 ++

・バター…100g ・アーモンドの粉末…100g ・粉砂糖…100g ・卵…100g

++ ナパージュの材料 ++

・洋梨缶詰の缶汁…200cc ・板ゼラチン…6g ・洋梨のリキュール…適量

◆ポイント◆

・洋梨の缶詰は二つ割り4個(洋梨2個分)
・アーモンドクリームの卵100gは中サイズの卵なら約2個分。
・クローブの粉末は無ければ使わなくても良いでしょう。
・ナパージュに使う洋梨のリキュール(クレームドポワール)は無ければ使わなくても良いでしょう。有ればキルシュなどを使っても良いでしょう。
・今回作ったタルト生地は、季節柄(真夏の時期)手打ちで仕込むことは困難なためフードプロセッサーを使っています。

+++++作り方+++++

++ タルト生地を作る ++

+ 下準備として卵は、予め冷蔵庫から出して溶き卵とし、室温に戻しておく +

1.フードプロセッサーのバターと粉砂糖を加えて混ぜ合わせる。
(練ったバターの状態になれば良いです、混ぜすぎないように注意。)

2.{1}の中へ溶き卵を少量加えて混ぜ合わせる。。

3.{2}が混ざり合えば更に少量の溶き卵を加えて混ぜ合わせる。

4.溶き卵が全量加わるまで手順{2}〜{3}を繰り返す。

5.卵が全量加われば、薄力粉とクローブを加えて混ぜ合わせる。

6.{5}の生地をラップなどに包み3cm程度の厚みに伸ばして、冷蔵庫で一番程度寝かせる。
(夏場は最低一晩程度、冬場でも最低1時間程度は寝かせる。) 

7.{6}の生地をタルト型に合わせて、指で押さえながら隙間が出来ないように形取り、周りの余分な生地を切り取る。

10.{9}のタルト生地にフォークなどで底面に穴を開けて冷蔵庫で1時間程度寝かせる。

11.{10}のタルト生地にオーブンシートを敷き、生地が膨らまないように重しを乗せて180℃の温度で焼き上げる。
(薄く焼き色が付く程度、約30分程度。)

++ アーモンドクリームを作る ++

1.卵溶き卵として、バターは適当な厚みで切り分け冷蔵庫から出して室温に戻しておく。
(卵が冷たい状態だと、混ぜ合わせたときに分離します。)

2.アーモンドの粉末は振るいにかけておく。

3.{1}のバターを柔らかくポマード状に練る。

4.{3}の中へ{1}の溶き卵を少量加えて混ぜ合わせる。

5.{4}が混ざれば、更に少量の溶き卵を加えて混ぜ合わせる。

6.卵が全量加わるまで手順{4}〜{5}を繰り返す。
(溶き卵を加える手順でバターと卵が分離し始めたら、粉砂糖を少量加えて混ぜ合わせ、リカバーする。)
(但し、完全に分離してしまうとリカバー出来ない場合が有りますので、分離し始めたら直ぐに粉砂糖を加えること。)

7.{6}の中へ粉砂糖を3回に分けて(1/3量ずつ加えて混ぜ合わせる。)加え、混ぜ合わせる。
(最初の1/3量が混ざれば次の1/3量を加えて混ぜ合わせる。)

8.{7}の中へアーモンドの粉末を加えて混ぜ合わせる。

++ 仕上げ ++

1.タルト生地に、アーモンドクリームを絞り入れて表面を均す。

2.洋梨をスライスして、{1}の表面に飾り付ける。

3.{2}を200℃の温度で約25分程度焼き上げる。
(焼き時間は大凡の目安と考えてください、色よく焼き上がるように。)

4.荒熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。

++ ナパージュ ++

1.洋梨缶の缶汁を漉して沸騰直前まで温め、柔らかく戻しておいたゼラチンと洋梨のリキュールを加えて混ぜ合わせる。
冷蔵庫で冷やしたタルトの洋梨の部分にナパージュを塗る。